母乳が出ないという自己判断は早計

母乳が出ない原因は、ストレスや体質など色々考えられますから、事実「出ない」人もいると思います。

ですが、自己判断は早計です。

ひょっとしたら、「出ない」のではなく「出にくい」というのであれば、改善のしようがあるからです。

もちろん、「母乳」信仰が母親を追い詰めるのは危険ですし、母子共に悪影響を与えてはいけません。

ですから、あくまでも安易に自己判断するのではなく、おっぱいのケアに詳しい、さらにマッサージもできる助産婦さんなど、専門の方に診てもらい、判断してもらうことをおすすめします。

母乳は出産後、自然に出てくるものですが、赤ちゃんが上手に飲めるようになる、または母親が上手に飲ませられるようになるまで相応の時間と経験が必要になります。

その間、存分に飲めない赤ちゃんは泣きますし、飲ませられない母親は可愛そうになって、哺乳瓶でミルクを与えてしまいます。

すると赤ちゃんにとっては、母親の乳首よりもずっと飲みやすい哺乳瓶で飲む方が楽になってしまいます。

そうなると、ますます上手におっぱいを飲むことができなくなります。

つまり、母子共にある程度がんばらないと母乳育児は成り立たないのです。

もしも、本当は「母乳が出る」人が、「出ない」と自己判断しているだけだったとしたら、大変もったいないことです。

母乳には乳児の免疫機能を高め、人間の成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。

■おっぱいが張っている状態を放置しないこと

また、母体はおっぱいをあげることで、ホルモンが分泌され、子宮が収縮し、出産のダメージから回復しようとします。

また、おっぱいが張ったまま放置しておくと、乳腺に炎症を起こしてしまいます。

炎症は自然にひくこともありますが、放っておくと乳癌の予備軍になってしまう可能性もあります。

母乳育児は、母子の精神的なつながりが生まれやすい点からも、大変有意義です。

「出ない」という自己判断を下す前に、専門家のケアを受けて、健康的な育児ライフを楽しんでもらいたいものです。

 

 

母乳が出ない原因は何?母乳育児がしたい!」を参照