商社マンに必要な資質とは何か

川中商事が考える商社マンの資質

商社への就職を検討する学生が多く、高学歴な学生は総合商社として名を馳せる企業への就職を目指すなど、昔から人気の高さがあります。
行う仕事と言えば、いわば仲介業者のようなものであり、なんでも取り扱っておりそれを融通しあうようなものです。

何でもかんでも取り扱うところ、特定の分野に絞ったものでやり取りを行うところと様々ですが、何でも扱えるところの方がそれなりに業界のことを知ることができ、異業種への参入でもできるなど、今後独立することを考えた際に様々な考え方を学べるのも特徴です。

こうした職場で働くためにはどのような資質が必要なのかは知っておかないといけません。

業種によっては相当なメンタルが求められることもあれば、それよりも常に冷静でいられるかという部分が求められることもあります。

川中商事より抜粋

川中商事など商社ならではの必要なスキル、資質というのはいくつもあり、まず該当するのが牽引力です。
要するに周りを常に引っ張る力、突き進む力があるかというものです。

リーダーシップという言葉でも表現できますが、会社や部下を力いっぱい牽引することが求められており、その方がイメージしやすいためです。

この牽引力は学生時代でも掴み取ることは可能です。
例えばアルバイトの時に、こういう問題を抱えているというのがあればそれを率先して解決させていくことで身についていきます。

解決させるには、どこが問題でどこが原因なのかを知ることと、正論だけでは周りはついてこないという性質を見越して行動を起こすこと、やる気を出させるアクションや言葉遣いをすることが必要です。

実際に働いてみると、正論をぶつけても多くの人は率先して動こうとはしません。
メンツを守りつつ、気持ちよく働いてもらう状況にしていくのも能力です。

商社で働きたい人の必須スキルとは?

商社で働きたい人にとっていわば必須なのが英語スキルです。
仕事の性質上、海外で働くことが非常に多く、実際に取引を行う相手も外国人であることが多いです。

以前は欧米系の企業との取引が多かったですが、最近では中国や東南アジアの企業とも取引をする機会が増えています。
そんな中で中国語はおろか、英語すら話せないというのはマイナスでしかありません。

英語ができない人に限って、英語が話せなくてもできる仕事と強弁しますが、なぜ英語を話せなくても仕事ができるのかという部分を理解しないで働く人が多く、そういう人は向いていません。

海外との取引が多いところでは英語を半ば強制的に身につけさせようとするところが多いです。
TOEICでこれだけの点数を取らなければ入社すらさせないとか、最低限この点数がないと出世はできないなど、高い英語に関するハードルを設けていることも多々あります。

それだけ英語はできなければならないということであり、語学スキルを磨こうとする人はそれだけやる気があると会社側は判断します。
英語だけでなく、中国語までできるようになれば海外勤務をする際に優先的に赴任させてくれる可能性もあり、語学スキルは磨いておいて損はありません。

大学生になったらTOEICを受けておいた方が良い

語学スキルは学生時代に備えられるものです。
中学高校までは英語検定を受ける人がほとんどですが、大学生になったら最初から語学スキルが求められることを見越してTOEICを受けることをおすすめします。

英検1級だから優秀と思ってくれる企業もありますが、TOEICが大きな指標になります。
大学生になったらそこのスキルを磨いて高得点を確保しておけば、就職活動がより有利に進みます。
そこまでの努力をしたという部分を会社側も評価するため、そうした意味でも語学スキルを磨くことはとても重要です。

意外と忘れがちなのは数字に強いかどうかです。
経理担当であれば数字に強いことが求められても不思議ではありませんが、営業で求められるのはあまり理解ができないという人もいます。

これにはちゃんとした理由があり、相手に提案を行う際に、金銭面を含めたものをしっかりと説明できるかが求められます。
特に企業相手だと非常にシビアな話になっていき、コスト面などをかなり求められます。
財務諸表が完全に理解できるほどでなければならないとも言われ、目指す以上はそのあたりの勉強も必要になっていきます。

簿記を勉強するのが一番

手っ取り早くスキルを磨くには簿記を勉強するのが一番です。
3級レベルであれば簡単に学ぶことができ、すぐに理解できます。

学生レベルでは2級を取得しておくと入ってから非常に楽と言われ、会社の先輩からの話にも何とかついていけます。
将来的には国際的な会計の知識を身につけることも大事ですが、最初からそこを目指すのは大変です。
なので、まずは簿記2級あたりを最低限のスキルとして取得しておくことをおすすめします。

もちろん、体力面、精神面でタフであることも求められますが、なんといっても好奇心旺盛であることが重要です。
好奇心がなければスキルを磨こうということにもなりません。
仕事として必要と思ってスキルを磨く人より自分のためになると思ってスキルを磨く人が商社マンとして有能なので、そのあたりの自主性も大事です。